• 店主 19th Uramoemon Futami

時間の流れを考える

前回、「過去にとらわれないために」という記事を書いた。 自分を肯定的に捉えたり、他人を好きになるために過去の自分へのレッテルを捨ててしまえ!という気持ちで書いたのだが、今回はその過去を捨てやすくするための考え方をお伝えしましょう。

時間の流れって、過去から未来へと流れているとあまり意識せずに当たり前のこととして思い込んでいるだろう? でも、「なぜ?」 常識を疑うことも、過去を捨てる一つの方法ではあるのだが、時間のイメージを変えてみることで楽になるのだ。 時間は未来から過去へと流れているという考え方があるのだ。 なんだか、イメージ湧きにくいですよね? でも、こう考えてみましょう。 あなたが時間という川のような流れの中に立っているとしましょう。

川は上流側から下流側に流れていくわけです。 上流から物理学の本が流れてきました。 でも、あなたは全然興味がないので、その流れてきたものさえ見逃してしまいます。 人間の脳は、自分にとって重要でないものは視界から消してしまったりします。 その本はあなたの横を通り過ぎて、下流に流れていってしまいます。 今度は美味しそうなラーメンが流れてきました。 あなたはラーメンが大好きなので、思わず手にとって食べることにしました。 初めて食べるラーメンの味にあなたは、ますますラーメンが好きになりました。 ラーメンに興味があるあなたは上流から流れてくるラーメンの情報にはすぐに気が付きます。 そしてそれを手にとってしまう。 でも、物理の本に興味がなかったあなたにはその本が見えてさえいませんでしたし、それを流してしまったからといって、あなたになにか影響を与えるわけではありません。 ただ、流れていったという事実だけです。 もし、上流からあなたを攻撃する言葉が流れてきて、あなたがそれを受け入れてしまったら? その言葉にあなたは怒りを覚えたり、反論する言葉を発したりという行動あるいは情動を覚えるでしょうね。 その攻撃する言葉を流してしまえば、あなたは何も気にせずに過去に流してしまうことができます。 時間の流れが過去から未来へと流れていると考えると、どうしても過去のできごとに対して振り返ったり思い出したりして、自分の行動を規制してしまいがちですが、未来から過去へと時間が流れると考えれば、過去に囚われずに自由に生きることができます。