- 店主 19th Uramoemon Futami
新型コロナウィルスの情報と行動
1月に入って、新型コロナウィルスに関するニュースは日に日に大きく取り上げられるようになり、最近はニュース番組のみならずバラエティ番組でもこの問題が全てだと言わんばかりにマスコミは騒いでいる。
薬局をはじめとして、コンビニやスーパーからはマスクが店頭から消え、毎日少量ずつ入荷しても開店5分以内に売り切れる有様。
さらには昨日のニュースでトイレットペーパーが不足するというデマに踊らされた、かなり頭の悪い消費者が殺到して買い漁る。
それを見たさらにおつむの弱い人が、見様見真似で意味もわからずそれを競って買う。
人間とは不安を植えつけられると、こうもあっさりと洗脳されて狂気の行動に出てしまうといういいモデルケースである。
マスコミはこういう人たちを『頭が極端に悪い人たちです!』とは決して言わない。
なぜならば、こういう頭の悪い人たちがいなければ、自分たちが流す広告だって全く効果を表さなくなるからだ。
人類の歴史の中で、こういった情報によって何かしらの行動をとってしまうという例は決して目新しいものではない。
最も甚大な被害が及ぶ戦争然り。
関東大震災の時に在日朝鮮人民族の人たちが襲われたのも然り。
高校生の冗談から始まった豊川信用金庫の取り付け騒ぎも然り。
とにかくデマ情報はSNSが発達する以前から情報に流される人たちが、大きな社会問題を引き起こしてきた。
とにかく不安要素を掻き立てれば、人間はすぐにコントロールされてしまう。
新興宗教の勧誘だって同じ手法を使っている。
ある新興宗教は勧誘したい人にこんな質問をぶつける。
『あなたは死んだ後、地獄と極楽どちらに行きたいですか?』
多くの人はここで『極楽に行きたい』と答えてしまう。
しかし、よく考えなければいけない。
そもそもこの設問はおかしくないのだろうか?
地獄も極楽も最初からどうして存在するところから始めているのだろうか?
まずはそこに疑問を感じないでいることの方がおかしい。
そして、極楽ですと答えてしまった人たちは、まんまと彼らの餌食に少なくとも50%はなっているのだ。
常識を疑え!
当たり前はないのだと思え!