• 店主 19th Uramoemon Futami

愛とセックスが連動しないという話

前回、「愛を語るものは詐欺師だ!」というブログを書いたことがあるが、それを補完するような内容の本を読んでいる。 『セックスレスは罪ですか?』

この本はカウンセラーの著者がセックスレスに悩むカップルの相談から、セックスレスについて考察した本である。 原題は"Mating in captivity" つまり『牢獄の中の交尾』という題名なのだが、読み進んでいくうちになるほど!と合点がいく。 それはともかく、なぜ人は恋愛期間中はあれほどまでに狂おしく、相手を求め、相手をより知ろうとし、めくるめくようなセックスをしたがるのに、一旦結婚してしまったり、子供ができてしまった途端覚めてしまうのだろうか? 何組かのカウンセリングを行っていく中で著者はひとつの結論に達する。 「セックスをしたいという欲望と、相手とより親密になりたいという欲求は、非常にパラドックス的である」というようなことが書いてある。 どういうことかというと、相手を知れば知るほど、性的な興味が失われていってしまうというのだ。 言い換えると、仲良くなればなるほど相手とセックスしたくなくなるわけで、セックスレスはカップルとしては仲がいい証であるとも言えるのだ。 もちろん、揉め事を抱えているカップルについてはその限りではないのであるが・・・。 おそらくであるが、このことが私達の脳の中でなにかホルモンなり、脳内伝達物質がでることで起こるのであれば、将来もいまの社会制度である限り不倫はなくならないといえる。 愛とはなんだ? 非常におもしろいとは思いませんか?