- 店主 19th Uramoemon Futami
ナマケ時間は自分で作れ 妄想する
「いいですねぇ」
「羨ましいです」
「私もやってみたいけど」
よく耳にする言葉です。
誰かと話していて、相手の行動に対してそう言うんですよね。
私はこの言葉を発する人に共通する、その後に続く言葉にいつもガッカリします。
それは何か!
「うーん、でも〜」
これです。
思わず心の中で「あぁ、面倒くさっ」って言いそうになるのをグッと堪えてます。
他には「やりたいと思って始めるんですが、長続きしないんですよね」とかね。
こういう人に決定的に欠けているのは、ズバリ!《妄想力》なんです。
どういうことかご説明しましょう。
自分がやりたいと思ったことや、誰かがやっていていいなぁと思ったこのを、実際に自分がやってみて自分がどうワクワクするのか?どう幸福感を感じるのか?、ということがちゃんと想像できていますか?ということなんです。
具体的に例を挙げてみましょう。
将来、カフェをやってみたいというAさん。
今日はお気に入りのカフェにやってきました。そこでオーナーと話す機会があり、「私もカフェをやりたいんですよね。」と言いました。
私がオーナーなら(実際そうなんですが)Aさんにこう聞きます。
「へぇ、そうなんですか?どんなお店にしたいんですか?ランチもやるんですか?得意な料理とかあります?デザートはどうするの?どんなデザートが好きなの?お店でやりたいこととかある?どんなお客さんが来るかな?」
矢継ぎ早に次から次へと質問するでしょうね。
その時にAさんが目を輝かせながら、あれこれ説明できたとしたら、ほぼ100%の確率で実現するでしょうね。
でも、「できたらいいなぁ、くらいで。まだ子供も小さいし、お金もないし」という答えだったら、本気度は10%にも満たないでしょう。
これが妄想力なのです。
イメージが明確であればあるほど、実現可能になります。
人間の脳はリアリティがあればあるほど、そこに向けて行動するようになるからです。
自分がその場にいる時の様子や、その時の感情など臨場感にあふれていると行動に結びつきやすくなるというわけです。
では、次回は実行にもどう移すかをお話ししましょう。